日本一ヶ所中風除薬師
慈愛・法話
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法話

【六月の法話 三つの声】

私はこんな風に思うのです。仏さまは悩んで居る私たちを見て時折りこんな問いかけをして下さって居るだと、一つ目は「十二分に学びましたか」と云う事です。二つ目は「あなたのすべき事は出来ていますか」と云う事です。そして三つ目は「 …

【五月の法話(三因仏性)】

仏さまは仏性には三つの要素があると申されて居ます。一つ目の『正因とは 仏さまとなる為の一粒の種の事です』二つ目の『了因とは その種を正しく育てはぐくむ智慧の事です』そして三つ目の『縁因では 正しく育てはぐくんで来た智慧を …

【四月の法話(三万日)】

先日、人の賞味期限は三万日だと云うお話を聞きました。「人はこの世に生まれ死が訪れるまでの間を、仏さまからこの体を仮にお借りしている」のだと言われていました。その期限が約三万日なのだそうです。でもその期限は人によってはが早 …

【三月の法話(大きな鏡)】

今年はお大師様がお生まれになって1250年目の年にあたります。1250年も経って誕生日を祝ってもらえるなんて本当に凄い事ですね。そんなお大師様は私たちにこんな問いかけをして居られるのです。「大きな鏡に映った自分の姿を思い …

【二月の法話(雨水)】

二月十九日は季節の節目で『雨水(うすい)』と云います。この日を境に『降る雪が雨に変わり氷が溶けて水になる』とされている様です。私たちは二月三日の節分の日には「健康で過ごせます様に」「災いに合いません様に」「病にかかりませ …

【一月の法話(卯の年)】

新年あけましておめでとう御座います。一年と云うのは本当に早いものですね。今年は《卯の年》です。《卯》と云う字には、左右に開かれた門と云う意味もある様です。その門を開いて一歩踏み出す。そんな意味合いもあるのかなぁと思うので …

【令和4年6月の法話・後から後から】

人はよく「後から後から」とすぐに云ってしまう悪い癖があるようです。しかし年を重ねると「後から」と云ったことさえ忘れてしまっているものです。仏さまはこんな事を申されて居ります。「今日の一分を笑うものは、明日の一秒に泣く」耳 …

【令和4年4月法話・極楽は・・】

「極楽は 西にもあれば 東にも 来た(北)道辿れば 皆身(南)にど あり」こんな言葉があります。「極楽は何も今を生きている私たちに死が訪れてから行くんでは無いんだよ」「来た(北)道を辿って見なさい」「極楽というのは私たち …

【令和4年3月法(片手だけでは)】

「片手だけでは・・・」お大師さまの書物の中の一節です。『片手だけでは拍手は出来ない、片足だけでは歩けない。右手と左手が感応して拍手になり、右足と左足が感応して歩く事が出来る。だから相手が感応するまで祈り続けなさい』こんな …

【令和4年2月法話(合掌)】

私は学生の時、右の手は仏さま左の手は私たち衆生だと教えて頂きました。今思うとなるほどなぁと思います。手と手を合わせる事を合掌と申します。この姿は世界で一番美しい姿だと私は思うのです。尊い姿だと思うのです。「お手々のシワと …

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