【平成六年七月発行の慈愛より】

今は、可愛い雛が五匹も六匹も大きな口を開け「チュン チュン チュン」と親ツバメの運んでくるエサを競い合って食べているのであります。ヒロ君もマー君もその様子を大きな目を開けて見つめて居ります。親ツバメがエサを運び雛ツバメが大きな口をあけてそのエサを口にする姿に私は「生きるって素晴らしい」と大感激であります。私たちは幸せにも生きている生きているからこそ「喜び、感激し、涙をながす事が出来るのであります」不幸にして生に恵まれなかった子供達に対して私たちはやっぱり供養の心を持つ事がとても大切な事だと思います。生きている有難さ生かされている有難さに感謝して毎日を過ごす事も私たちに出来る良い供養の方法であると思うのであります。

弘長  合掌  (終わり)