【平成二十二年十二月発行の慈愛より】

一方で、聖武天皇のお后さまは光明皇后と云うお方様です。とても慈悲深くてお優しい方だった様です。奈良時代にまん延した疫病を患ってしまった人々を何とかしてあげたいと、施療のお風呂を作られたのです。当時のお風呂は今のように湯船に、つまりお湯の中に体をつけるものでは無かった様です。今で云う「サウナ」のようなものたっだのです。そのお風呂に病を患ってしまった人々を集めてお風呂に入れてあげるのです。そこで光明皇后は仏様に誓いをたてられます。その願い【願】とは・・・

弘尚 合掌  (つづく)