人が亡くなると故人は年に二回の里帰りをするそうだ。正月とお盆の季節である。今はなかなか家族皆がが揃う事も少なくなってきたが、このお盆の時に皆で集まりご先祖様に手を合わせお墓参りをする事もいいものである。少し考え方が古いのかも知れないが『お盆』は皿に取り分けると書く。皿に盛られた食べ物を皆で分け合う事の様だ。故人となられたご先祖様にもお皿や大きな葉っぱにナスやキュウリ季節の食べ物を供えてあげる事も忘れてはいけない大切な事だと思う。そこから優しさや思いやりの心が皆に広がってくれることを故人や仏様は願って居られるのかも知れませんね。
弘尚 合掌