【平成二十四年七月発行の慈愛より】

子を育て・巣立ち・子を育てる。生きると云う事はその事が仏の心なのかも知れない。ツバメは私が子供の頃から春になれば南の国からやって来て、子育てをし秋には南の国へと飛んで行く。その間に田の虫などを食べて人の暮らしを助けてくれる。有益な鳥だと教えられてきた。今年はツバメの飛来が少ない事が心配だ。大自然の中に巣立ったツバメたちは大丈夫であろうか。大自然は時に厳しくもあり優しくもある。

弘長 合掌 (つづく)