CIMG1104【平成二十八年十二月発行の慈愛より】

今思うと、この時母は私に何か伝えたい事があったのかなぁと思うのです。母は晩年私が何をするにも「ありがとう」「ありがとう」と何時も何時も言っていたのです。その時の事をよくよく思い出してみると、母の手は何時も胸の前にあり手を合わせていたのです。『やさしくしてくれてありがとう』『何時も笑顔で居てくれてありがとう』そんな事を伝えたかったのかなぁと思うのです。何時も何時もやさしく接する事はとても難しい事です。何時も笑顔で居る事はとても難しい事です。  弘尚 合掌 つづく