慈愛・法話

慈愛【晴れ着(3-3)】
【昭和五十八年七月発行の慈愛より】 そんなお地蔵様に手を合わせて祈る事も大切な事なのです。仏さまの両方の手は私たちを救って下さる為の手なので有ります。しかしながら私たち人間の手は救う事もありますが振り払う事もあるのです。 …
慈愛【晴れ着(3-2)】
【昭和五十八年七月発行の慈愛より】 分身堂には皆様から送って頂いたお菓子やオモチャもお供え致して居ります。中には五月人形の脇に供える張り子のトラも御座います。幼い子供たちは「こわい、こわい」とその小さな手で顔をおおいます …
慈愛【晴れ着(3-1)】
【昭和五十八年七月発行の慈愛より】 月日の経つのは早いものです。お正月から春の彼岸そしてお節句、七夕さまとアッと云う間に過ぎて行きます。そしてもうそこまでお盆も近づいてまいりました。水子寺でも鯉のぼりの飾り付けを致しまし …
慈愛【お母ちゃん(6-6)】
【平成三十年七月発行の慈愛より】 「送足禅(そうそくぜん)」禅の修行の一つであります。若くとも年を重ねても一歩ずつ一歩ずつ大切に大切に進んで行こうと云う事で有ります。その中に出会いがあり、ふれあいがあり、助け合う心がある …
慈愛【お母ちゃん(6-5)】
【平成三十年七月発行の慈愛より】 足は遅くなりましたが歩ける事は私の最大の喜びであります。息子に手伝ってもらいながら自分で出来る事は自分でと心がけているのであるます。お陰さまで声は至って丈夫であります。お参りさまが来られ …
慈愛【お母ちゃん(6-4)】
【平成三十年七月発行の慈愛より】 今年は四月には雪も消えました。少し寒くはありますが境内の景色を眺めながらゆっくりとゆっくりと歩くのであります。五月には少し日差しが暖かくなったのか境内の木々も色づき始めた様に思うのであり …
慈愛【お母ちゃん(6-3)】
【平成三十年七月発行の慈愛より】 そこまでが私の朝の一番最初の仕事であります。その後息子弘尚と一緒に仏さまにお茶を供えに参ります。そしてお母ちゃんにもお茶を供えるのであります。それから何時もの様にお堂の縁側を開けるのであ …
慈愛【お母ちゃん(6-2)】
【平成三十年七月発行の慈愛より】 お母ちゃんは私より先に仏さまの世界に旅立ちました。お母ちゃんを思わぬ日はありませんが、私は命のある限りこの世に生かされたこの命を大切に大切に過ごしていきたいと思って居るのであります。「人 …
慈愛【三月の法話(れんぎょう)】
三月の半ば、お大師様の法要を終えた頃「れんぎょう」はその枝につぼみを膨らませてくれます。お寺でのお大師様の法要が終わると雪も消えやっと春が訪れてくれるのです。それと同時にれんぎょうは枝一杯に鮮やかな黄色い花を咲かせます。 …
慈愛【お母ちゃん(6-1)】
【平成三十年7月発行の慈愛より】 皆さま、お変わりなくお元気でお過ごしでしょうか。私も今年で数えの87才となりました。私は今でも妻の事はお母ちゃんと呼んで居ります。早いものであります。そのお母ちゃんの三年の法要をこの六月 …
慈愛【合掌礼拝(8-8)】
【平成二十四年七月発行の慈愛より】 仏教発祥の地インドでは右手は清浄な手、左手は不浄な手と考えられています。それは悟りの世界と迷いの世界が一体不二のものであることを示しているのです。人間の心の中には良い心と悪い心が一緒に …
慈愛【合掌礼拝(8-7)】
【平成二十四年七月発行の慈愛より】 《父母恩重経》と云うお経の中には「恩を知る事の大切さ」「恩を施す事の大切さ」が説かれています。つまり《知恩》《施恩》と云う考え方です。私たちが今を生きているのは生かされているのは私たち …
慈愛【合掌礼拝(8-6)】
【平成二十四年七月発行の慈愛より】 又、パラパラと落ちた竹の葉っぱはおにぎり包む事ですっぱい梅干しの汁を吸ってくれます。もう昔の事ですが、私が小さな頃母がよくおにぎりを作ってくれました。当時は釜戸でお参りさんのご飯を炊い …
慈愛【合掌礼拝(8-5)】
【平成二十四年七月発行の慈愛より】 又、雪の下で耐えていた食べ物たちも太陽の光を浴びて【旬】の時期をむかえます。旬と云う字は日と云う字を包み込んでいる様にも見えます。両手を一杯広げて日の光を浴びている、そんな意味合いもあ …
慈愛【合掌礼拝(8-4)】
【平成二十四年七月発行の慈愛より】 朝お堂のローソクの光やお線香の煙を見るとそんな事を思います。二月になると水子寺の高台から見える景色は辺り一面真っ白です。三月になると白い雪が少しだけ溶けて田んぼが見えてきます。四月には …
慈愛【合掌礼拝(8-3)】
【平成二十四年七月発行の慈愛より】 お線香は一筋の煙から風に揺らぎます。そして私たちの目には見えなくなってしまいます。でもその後辺りにはその馨しい香りが残ります。このお線香の様に私たちの心の中に『優しさや』『思いやり』そ …
慈愛【合掌礼拝(8-2)】
【平成二十四年七月発行の慈愛より】 そして奥之院各お堂に備えてある香炉からは、一筋の煙と香りが上に上にと向って昇っています。その線香の煙は私が戸を開け堂内に入ると風に揺らいで自然にお堂一杯に広がっていきます。手を合わせて …
慈愛【合掌礼拝(8-1)】
【平成二十四年七月発行の慈愛より】 皆様、お元気でお過ごしですか。昨年と同じように今年も雪の多い年となりました。寒かったからか春の日差しを浴びても雪がまだ沢山残っている様です。何時もの事ですが私が朝奥之院水子寺の各お堂を …
慈愛【巣立ち(9-9)】
【平成二十四年七月発行の慈愛より】 大自然の中に生きる事の素晴らしさは弘法大師・空海が青年期に好んで山々での修行をした事でよく知られている。子ツバメたちも青年期の空海の如く大自然の中で翼を広げ悠々と生きているに違いない。 …
慈愛【巣立ち(9-8)】
【平成二十四年七月発行の慈愛より】 子を育て・巣立ち・子を育てる。生きると云う事はその事が仏の心なのかも知れない。ツバメは私が子供の頃から春になれば南の国からやって来て、子育てをし秋には南の国へと飛んで行く。その間に田の …

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