【平成二十九年十二月発行の慈愛より】

皆様お変わりなくお過ごしで御座いますか。美山も秋が深まり、境内にも枯れ葉が舞い始めました。私はこの季節になると毎日では有りませんが竹ぼうきを持ち落ち葉を集め、落ち葉燃やし始めます。落ち葉をお寺の近くの川まで運び小さな山の様に積んで燃やし手を温めて火の守をします。手を暖めホッとして居りますと私はお釈迦様のお弟子の事を思い出すのです。そのお弟子さまのお名前は「周利般特(シュリ・ハンドク)」と云うお方です。

弘尚 合掌 (つづく)