【平成二十九年十二月発行の慈愛より】

朝、お寺の縁側を開けるのが私の一日の始まりであります。縁側の雨戸は木で出来て居りますので開けにくい時も有りますが、雨戸を開けて朝、お日様を拝むのはとても気持ちの良いもので有ります。毎朝縁側を開けると、色々な朝が有ります。「晴れの日」「曇りの日」「雨の日」「雪の日」「風の強い日」同じ境内が毎日違う景色を見せてくれるのです。お日様は、仏さまはどんな朝も「私たちを見守ってくれている」そう思うのであります。

弘長 合掌 (つづく)