【令和三年七月発行の慈愛より】

法要の後、父が大切にしがておりました法要カバンの中に【朱扇(しゅせん)】がありました。朱扇と云うのはお坊さんが使う扇子の事です。何気なくその朱扇を広げて見たのです。その中には「南無 おだやかに すこやかに お手手 合せて おん そわか」「生命 いろいろ みんな 佛の 旅姿」(弘長) と書いてありました。これは仏さまからの父からのメッセージなのかも知れない、そう思いました。私どものお寺にはお薬師さまが祀られて居ります。

弘尚 合掌 (つづく)