【平成二十四年七月発行の慈愛より】

朝お堂のローソクの光やお線香の煙を見るとそんな事を思います。二月になると水子寺の高台から見える景色は辺り一面真っ白です。三月になると白い雪が少しだけ溶けて田んぼが見えてきます。四月には雪もほとんど無くなり大地が顔を出してまいります。五月には緑色の草や土色の田んぼがお日さまに照らされ湯気を上げてやっと来た春を出迎えている様です。季節は毎年私たちにその変わり目を教えてくれているのですね。

弘尚  合掌  (つづく)