【平成二十四年七月発行の慈愛より】

大自然の中に生きる事の素晴らしさは弘法大師・空海が青年期に好んで山々での修行をした事でよく知られている。子ツバメたちも青年期の空海の如く大自然の中で翼を広げ悠々と生きているに違いない。『生きぬく尊さを 私は子ツバメの 巣立ちから教えられた』仏もまた同じように人々が生きぬく力を親から子へ、生きる術を縁ある人々から教え続けて行くのであろう。仏の世界とは大自然とはその様なものであろう。誠に有難い事だと思って居ります。

弘長 合掌  (おわり)