【平成二十九年十二月発行の慈愛より】

境内に落ちてくる葉っぱを見つめながらこんな事を思いました。夏が終わり秋になると木々は次第にその色を変えて紅葉し私たちの心を和ませてくれます。そして次第にその葉を落とします。落ち葉を掃ききれいになった境内を振り返ると何だか自分の心も清らかになった様に思えました。お釈迦様が『シュリ・ハンドク』に話された「きれいにしよう」この言葉には『心を清らかにして日々を過ごして下さい』そんなお釈迦様の願いが込められて居るのだと思ったのです。

弘尚  合掌  (つづく)