CIMG0534今年は母の初盆です。母が亡くなってもう一年が経つのだと時の流れは早いものだと思っています。母が亡くなった時、住職は「人は必ず何処かに行ってしまう」「姿が無くなってしまう」と言いました。そして「亡くなって初めてその人の暖かさや有難さ、温もりが分かる、心にしみるのだ」と言いました。そして「その人を偲んで本当に心から手を合わせる事が出来るのだ」と言いました。この時私は本当に心から合わせたこの手を大切に正しく使っていこうと思いました。毎日毎日とはいかないかもしれませんが、私たちの手には人を明るくする力や人を笑顔にする力があるのだと思います。そんな手を正しく大切に使う事は良い供養に良い功徳になるのだと思います。 弘尚 合掌