【令和三年七月発行の慈愛より】

妻と亡くなったお父さんの事を話しながら「今年は植え替えの年やなぁ」と二人で少しずつボチボチと植え替えの作業もして居ります。「人の知恵」「大自然の力」「草花の生命力」は本当に凄いなぁ、と改めて思い知らされます。こうして育てた花々は各お堂にお供え致します。境内や山門の仏さまにもお供え致します。菊は一時ですがこの時期には仏さまにも沢山の花をお供えする事が出来るのです。その他に育てて居る花も季節季節に咲いてくれます。「菖蒲」「ダリヤ」「オミナエシ」「みそはぎ」等々も咲いてくれるのです。台風も来ますので心配もしますが季節は何時もと同じ様に私たちに春を夏を秋を、そして冬を運んで来てくれるのです。

弘尚 合掌 (つづく)