【平成二十六年七月発行の慈愛より】

そして七番(十楽寺さん)の山門立ちました。まるで竜宮城の様な門を目の前にした時、十二年前私に大きな声で話しかけて来てくれたお婆さんの事を思い出してとても懐かしい気持ちになりました。私と妻そして当時小学校五年生の長男は【法衣(おいずる)】を着てお参りして居りました。小学校三年生の二男と一年生の三男はまだ体も小さくて身に合う(おいずる)も無く白いズボンと白いTシャツ姿で歩いて居たのです。

弘尚 合掌 (つづく)