【昭和五十八年七月発行の慈愛より】

そんなお地蔵様に手を合わせて祈る事も大切な事なのです。仏さまの両方の手は私たちを救って下さる為の手なので有ります。しかしながら私たち人間の手は救う事もありますが振り払う事もあるのです。子を思い親を敬う事は大切な事なのです。『生まれ出て晴れ着姿の七五三 着かざるすべもなきはだかの子』こんな歌があるのです。人を思いやる心も寛容だと仏さまは申されているのではないでしょうか。

弘長 合掌 (おわり)