【平成六年十二月発行の慈愛より】cimg0897-1-225x300

私は、弘法大師は若き日の『送足禅』の修行によって完成されたものと思って居ります。さて、いよいよ平成六年十月十六日の午前一時起床、午前二時朝食、午前三時バスにて会場到着、午前四時開会式。百キロを制限時間十三時間三十分で走ります。最初の二十二キロは高低差六百メートルの山を登るコースです。そして途中5ヵ所の関門があります。定められた時間までにそこを通過しなければタイムオーバーとなってそこから先には進めません。そして、用意された収容バスに乗る事になるのであります。さあ、いよいよ五時三十分スタートとなります。1,200人のランナーが完走をめざして走り出します。私のその中の一人であります。      弘長 合掌  (つづく)