CIMG0590美山はもう秋も深まり大分肌寒くなってきました。朝ふと温度計を見ると7℃をさしていました。私は寺坊の畑で少しですが花を育てています。その畑にそろそろ寒菊が咲き始めました。各お堂の前や本尊さま、水子等に少しでも花をと思い育てていますが、なかなかお店で売られている様な整った花は出来ません。でも花を見るととても優しい心、穏やかな心になります。そんな心でものごとを見つめる事が出来れば自然と私たちの眼差しは、優しくなって来るのだと思います。「眼施」とは「無材の七施」の一つで「人に接する時の優しい眼差し」の事です。何時も何時もそうとばかりはいきませんが、その「やさしい目」こそ仏さまの目であり心であると思います。                                                                        小林 弘尚   合掌