【平成十三年十二月発行の慈愛より】
私は水子等が仏さまがこのおばさんに合わせて下さったのだと思いました。本当にありがたい事だなぁ。と思いました。「ありがとうございます」とおばさんに手を合わせて早速子供たちにおいずるを着せ十楽寺さんのお参りをさせて頂きました。出合ったばかりのおばさんにこんなに親切にして頂いてとても嬉しかったです。私もこのおばさんの様に他の人にも私で何か出来る事があったらさせて頂こうと心からそう思いました。そのおばさんが「ゆっくりお参りしてよ」と私たちに手を合わせて下さった姿を見て、人が手を合わせる姿と云うのはとても美しいと思いました。私たちは苦しみや悲しみで心が一杯になった時仏さまに手を合わせます。仏さまはそんな私たちの姿を見つめてその笑顔でやさしく安らぎや争いのない心を私たちに授けて下さるのだと思いました。 弘尚 合掌 (おわり)
