日本一ヶ所中風除薬師
慈愛・法話
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法話

八月の法話【ふじさんきたかい】

妻の郷の法要の時、お寺さんの読経の中にこんな言葉がありました。「ふじさんきたかい」と云う言葉です。どう云う意味かな、どんな戒律なのかな、と思って居りました。「ふじさんきたかい」漢字で書けば「不自賛毀他戒」と云う字になりま …

七月の法話 【ありがとう】

母はこの頃私に「ありがとう」「ありがとう」とよく言います。足が弱くなってからは毎朝母をベッドから車イスへ移してあげます。すると母は「ありがとう」と言うのです。車イスで父の居る茶の間へ連れて行ってあげると又「ありがとう」と …

六月の法話 【炊くほどは・・・】

【炊くほどは 風がもてくる 落葉かな】 良寛さんの歌集の中にこんな言葉があります。人一人ご飯を食べるのにご飯を炊くのに、風が運んでくれた落葉があれば十分だと云う事です。さほど心配しなくても人一人食べるくらいのものは近くの …

五月の法話 【花の功徳】

皆様こんにちは。五月のお話が少し遅れてしまいました。今回は私も育てている花について少しお話しします。四月になると畑の隅に小さくて可愛い花をつけたスズランが少し咲きました。そのスズランを少し切って自坊の仏さまに供えました。 …

四月の法話 仏さまの心 五事について

経文の中にはこんな事が書かれています。それは「五事」と云う考え方です。五事とは、人が調節しなければならない五つの大切な事です。それは「心」「身」「息」「眠」「食」と云う考え方です。よく眠りよく食べて休息をとる。その事によ …

三月の法話 大師講について

三月二十日、美山の自坊成願寺に於いてもお大師様の法要が行われました。檀家様には西国さんの御詠歌を唱えて頂きました。その後住職から私も今年で数えの八十五歳となりましたがお陰様で毎日を元気に過ごさせて頂いて居ります。皆様とふ …

二月の法話 節分と星祭り

この季節の美山はやっぱり雪が沢山降ります。そんな二月三日毎年【節分星祭り】と云って自坊でも一月二十八日~二月三日までの一週間、開運厄除けのお護摩を焚いて護摩祈願を行わせて頂きます。節分と云う言葉には【季節を分ける】と云う …

一月の法話 安心して下さい・・・

新しい年が皆様にとって幸多い年であります様に心からお祈り申し上げます。昨年は「安心して下さい・・・」と云う流行語が生まれました。仏教のお経の中にも【安心】と云う言葉があります。仏教では【安心】と書いて【あんじん】と云う読 …

十二月の法話 しめ縄作り

毎年、この時期になると公民館行事のしめ縄教室が行われます。年の初めを自分の作ったしめ縄で飾り付けて迎えたいと思って五年程前から年に一度の事ですが通っています。上手に出来る時やらそうでない時と色々ですが毎年の私の暮れの仕事 …

十一月の法話 大根の漬物

十一月の中頃を過ぎると自坊の畑で育てている大根も収穫の時期を向えます。大きな物やら小さな物、すらっとした物少しかっこの悪いもの、大根にも色々な顔があるようです。そんな大根を収穫して天日に干します。大根が乾いてきたら今度は …

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