【平成二十九年七月発行の慈愛より】

それまで私たちはこの『寿のいのち』を大切に大切にしなければならないと思います。『この世に生まれてこれて ありがとう』『育ててくれて ありがとう』そんな心を持つ事で人は人を思いやる心を育てはぐくむ事が出来るのだと思います。命の大切さに気付けるのだと思います。自分の命の尊さを知る事は真に大切な事です。家族に支えられている事を知る事は真に大切な事です。社会の方々のお蔭で生かされている事を知る事も真に大切な事なのです。私は今こう思います。私たちは仏さまを通して父や母に人として生きて行く為の大切な事柄を少しづつ少しづつ教えてもらって居たのかもしれません。お盆には亡くなられた精霊が各ご家庭に帰って来られます。当たり前の事かもしれませんが今こうして生かされて居る幸せに感謝して毎日を生きる事がとても良い供養になると思います。

弘尚  合掌  (おわり)