【美山も大雪です。皆様風邪などひかれぬ様お体大切にお過ごしください】

【平成二十九年七月発行の慈愛より】

仏さまは、この世の中で様々な命がある中で人として生まれて来れると云う事は私たちの身に沢山の沢山の奇跡が起こったからなんだよ。と教えて下さって居るのだと思うのです。でも手の平の砂も指の間からこばれ落ちてしまう事もあるのです。その中で残った極々わずかな砂の数、それが人として生まれて来れる確率なのです。だから人としてこの世に生まれて来れた喜びに、仏さまは『寿のいのち』『寿命』と名付けられたのだと思います。人がその命を終える事はとても悲しい事です。しかし命を授かったかぎりいずれは来る道なのです。

弘尚  合掌  (つづく)