CIMG0785【炊くほどは 風がもてくる 落葉かな】 良寛さんの歌集の中にこんな言葉があります。人一人ご飯を食べるのにご飯を炊くのに、風が運んでくれた落葉があれば十分だと云う事です。さほど心配しなくても人一人食べるくらいのものは近くの人が運んで来てくれるものだよ。そんな人の優しさを歌った詩であるのかな、と思うのです。人は一人ではありません。誰かが気にかけてくれていますよ。と語りかけてくれているのかな、と思います。でも誰もが人から気にかけてもらえる様ふるまう事、そんな行いを日々続ける事も大切な事なのだとそう思うのです。    弘尚  合掌