CIMG0726【平成十三年十二月発行の慈愛より】

毎日毎日が苦しい事や悩み事の連続であります。でも、これもすべて御仏のお慈悲と考える様になりました。「楽は苦の種」「苦は楽の種」と云う事が身にしみて分かる様になりました。今年の十月二十一日、和歌山城をスタートして高野山の大門を折り返し、又和歌山城まで帰ってくる百キロのウルトラマラソンに参加して、十六時間三十分走り続けてゴールしました。途中色々な方の声援を受けました。その中の一人の青年ランナーが「上手にお年をとられましたなぁ」と私に声をかけてくれました。上手に年をとる、成る程。何事も一生懸命やっておればこう云ってほめられる事もあるのだなぁと、とても嬉しく思った次第であります。・・・  (つづく)  弘長  合掌